2013年 05月 17日
今月もなかなか時間を有効に使えていなくて。 そんな中兼ねてから行きたかった写真展に足を運びました。 色んな雑誌等でもtopicsで取り上げられていたので 観にいかれた方も多かったかと思います。 Mario Giacomelli 写真展といえばいつもぼーっと眺め、自分自身の解釈で 被写体と写真家の言いたかった事、納められたアングルを 読み解くパターンが多かった。 今回はストーリーが流れるように私の頭の中をいっぱいにし、 また素敵な詩がついているので、情景は想像しやすかった。 そんな中、黒と白の世界、幼少時代出入りしていた病院での人が死に近づいていく姿、 世の中の日常の現実に真正面から目を向けている。 彼はイタリアマルケ州セニガリア出身、セニガリアには40年代、50年代の音楽、 ロックンロールの祭が毎年夏にある。 ファッションも当時を真似て参加者はおのおのお洒落をし踊り狂う。 私はたった一度アンティークを探しに行った事があるのだけど、今は その貧しさや苦しさなどみじんも感じることなく、どこを見渡してもどこにも落ちていない。 うまれてきた環境、大人になる過程での自分を取り囲む周りの生活習慣で 人生は大きく変わってくる。 そこで彼の詩を一つ ![]() それぞれの道をゆく写真が存在し、 そのどれもが人生の意味を探しにゆく。 苦しみのあるところに希望を見つけ、 歓びと思われるものは辛いあと味を残す。 きっとそこにこそ人生がある。 一人ひとりの苦しみがことさら大きく、 世界の生命では生きれないところに。(Mario Giacomelli)
by sarassun
| 2013-05-17 11:49
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