水のある場所へ テクテクと

sarassun.exblog.jp
ブログトップ
2012年 12月 10日

回想してみる

夜イタリアに着く、春や夏の時期はホテルにチャックインした後 友達に電話して、
ご飯や飲みに出掛けるが、日が短くなると明日に備えて一人ゆっくりしようという気になる。
ミラノセントラルステーションの駅前、シーズンオフには予約をしなくても
安く泊まれるホテルがある。
その近くにサルデーニャ島出身のオーナーが構えるレストランがあるから、
お腹がすけば一人小銭片手に飛び込む。

いつも覚えてくれている人が異国にいるだけで、寂しさを感じなくてよい。
ペンネ アッラ アッラビアータ、唐辛子入りのピリ辛トマトソースが無性に食べたくなった。
辛いから日本語では怒っている風なペンネと直訳される。
さっ、召し上がれ、でもあんた待ちわびて怒ってないよね?って疲れも一気に吹っ飛び、
周りの客も便乗してくる。
ここはもうイタリアなんだとふと思う。
それに、サルデーニャに行った事はないが、最近とても気になる地域だから、色々質問してみる。
がしかし、後20日で閉店するんだ、大きなホテルがここに建つから立ち退きになったんだけど、
もう何処にもオープンさせるつもりはないんだと。
寂しいがな。。。

これが一期一会かなと思う出会いや出来事が度々ある。

翌日、辺り一面真っ白な景色の中、イタリアのかかとLECCE行きの電車に乗り込む。
4時間もいけばマルケ州にはいる。
今年は寒いぞ〜、しっかり着込んでこいよと友達から連絡をもらっていたが、本当だ。
進めど進めど真っ白

出発前日東京でも結構揺れた地震があった。
その時も世界中でニュースになったらしく、友達がすぐに連絡をくれた。
嬉しいな〜

それに関連づけたわけではないが、偶然にも飛行機の中で隣り合わせになった紳士は
地震の研究者であった。
アジアの顔をしているが、この人はひょっとして日本人ではないのでないかなと
乗り込んですぐにおもうふしがいくつかあった。
英語のわからない日本の老人に優しく通訳している姿が日本人らしくないなと思ったのだ。
あと目があった時ににこっと微笑みかけてくれた。
話かけてみると、20年以上も日本で研究をしているが、中国人でカナダ出身だとわかった。
バンクーバーというから、親戚も昔移民したんです、ひょっとしてリッチモンドではないですか?
と適当に訪ねてみるとそうですとの事。
スチーブストンという日系人(先祖)が辿り着いた小さな港があるんだけど、
散歩や食事によく出掛けましたと話してみる。
そこは美味しい新鮮な魚やエビなどが手に入り、僕もよく買い物に行ったものです。
美味しいチャイニーズレストランも沢山あります。
僕はいろんな国の文化を受け入れた暮らし、人の交流があるため、
とても面白い毎日ですとニコニコされていました。
日本は地震大国だから研究にきたけれど、住み心地がすごくよくてね、長居しています。
とても便利な国だから国民は頭を使わなくてもスムーズに暮らせますねと言っていた。
イタリアは仕事でよく来ますが、とても不便ですね。
だけど東京や日本の便利な部分を知っているからこそ、有り難みがわかり、
比較する事がとても興味深いんですと。
興味深い話を沢山してくださいました。
東京には地震はきますか?とおそるおそる質問してみた。
まだ明確にいつ頃来るかとは研究を続けていますが、わかりません。
でもおそらく近いうちにまた大きな地震はくるでしょうねとおっしゃっていた。
地震国にうまれればその現実からは逃げられない、
人類はみんなその上でいつ始まるか終るかわからぬ生と死があって、
生かされている今日に有り難いと感謝することができた。
幸いにもミラノの空港に到着し、問題もなく、すぐに荷物が出てきたので、
ぎりぎりでセントラル行きの電車にも飛び乗り、一緒に中央駅まで話しながらきた。

それから、自分の人生の様々な場面とそれを包み込む家系や人々との交流を回想してみた、
(普段はぼけーっとしてたり、寝てたらいつの間にか着いている道のり)
4時間半の電車の旅もあっという間。

月曜から仕事、仕事、リラックス、骨董市ってな具合でがんばります。
[PR]

by sarassun | 2012-12-10 22:51


<< my favorite styles      informazione >>