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2010年 11月 26日

塞翁が馬2

塞翁が馬 
音楽関連の話
話はイタリアに戻ります。
行きもぎりぎりでマルケ行きの電車に飛び乗ったが、
帰りはチーン

マルケからミラノには朝6時18分の電車を予定していた。
お昼発のフライトに少し余裕を持たせたが
Kさんの息子さんが駅まで車で乗せてくれると
大学に行く時間を少し早めてくれたにもかかわらず、
わたくし起きたのが6時15分
彼からの電話で目が覚め、何がなんやらわからぬまま
周りのものをかき集め、スーツケースにつめ込み
服を着替え車に乗り込むがもちろん間に合わず

ごめんなさい。

次の電車に。
息子francescoに話しかけてきたイタリア人のおじさん
その町出身のピアニストpaoloさん
いつも善くしてくれるスーパーのレジのおばさんの幼なじみでした。

bolognaでコンサートの打ち合わせがあるとの事
bolognaまでの道中、重い荷物も運んでくれ、
色んな話をきかせてくれた。
若い頃は一日6、7時間は必ずピアノの練習をしていたそうだ。
運が良いという言葉はありえないと思う。
努力をしているものにしか絶好のチャンスはやってこないよと。
説得力ありました。

僕はまだまだ足りないから日本にはたどり着けていないんだと。
かなり謙虚な方でした。
話によると中国や韓国、ヨーロッパ、アメリカ方面にはこれまでも何度も免れている
有名なピアニストの方でした。
いつか日本で演奏する時には必ず聴きに行きますからと
お礼をし、さよならをしました。
ミラノの空港に着いた時、無事着いたかなとメールも下さいました。

今回はイタリアに着いたときから急ぎ足で、落ち着きがなかった私ですが、
空港でチェックインした後ようやくほっと息抜きし、
一瞬時がとまったかのようでした。
こういう運命なのか?自分でそうしているのか。
何処でもばたばたしてしまいます。

paolo vergari


by sarassun | 2010-11-26 22:59 | 旅 EU


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